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散らかるおままごとキッチンをすっきり収納!100均グッズ活用術から子どもが片付け上手になるアイデア

子どもが夢中になる「おままごとキッチン」。野菜や果物、調理器具といったカラフルなおもちゃが揃い、遊びの世界が広がっていく様子は、見ている親にとっても嬉しいものですよね。しかし、その一方で、どんどん増えていく細々としたおもちゃがリビングに散らかり、「片付けてもすぐに元通り…」と頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

実は、おままごとキッチンの「収納」を少し工夫するだけで、その悩みは劇的に解決します。見た目がすっきりと美しくなるだけでなく、子どもが自分で片付けられるようになり、遊びの質そのものも向上するのです。

この記事では、散らかりがちなキッチン周りを整理整頓するための具体的な収納アイデアを徹底的に解説します。キッチン本体の収納力を最大限に引き出す方法から、100円ショップのグッズを使った低コストでおしゃれな収納術、そして最も大切な「子どもが自分で片付けたくなる」ための秘訣まで、今日からすぐに実践できるヒントが満載です。

おままごとキッチン本体の収納力を120%引き出すアイデア

まずは、今あるおままごとキッチン本体の収納スペースを最大限に活用することから始めましょう。それぞれのスペースが持つ特徴を理解し、最適なものを収納するのがポイントです。

① オーブンスペースは「大型調理器具」の定位置に

キッチンの下部にあるオーブンスペースは、比較的大きく、まとまった空間になっていることが多いです。ここは、かさばりがちな鍋やフライパン、ボウル、ミキサーといった「大型の調理器具」を収納するのに最適です。子どもにとっても「大きいお鍋はオーブンの中」というのは分かりやすく、出し入れしやすい場所です。

② 扉付き収納は「食器類」をグルーピング

シンク下などにある扉付きの棚は、本物の食器棚に見立ててみましょう。お皿、コップ、フォークやスプーンといった「食器・カトラリー類」をまとめて収納するのがおすすめです。種類ごとにお皿を重ねたり、カトラリーケースに入れたりすることで、よりリアルな収納になり、子どもは遊びながら分類する力も養うことができます。

③ コンロ下の棚は「よく使う食材」を見せる収納

扉のないオープンな棚は、いわば「見せる収納」のための特等席です。野菜や果物、パンといった、カラフルで頻繁に使う食材を種類ごとにカゴに入れて並べてみましょう。見た目が可愛らしくなるだけでなく、子どもが遊びたいものをパッと見て選べるため、遊びへの導入がスムーズになります。

④ 壁面や側面も立派な収納スペース

意外と見落としがちなのが、コンロ奥の壁面や、キッチン本体の側面です。ここは、少しの工夫で絶好の収納スペースに生まれ変わります。粘着テープ式の小さなフックを取り付ければ、おたまやフライ返し、ミトンなどを「吊るす収納」が可能です。また、薄型のウォールシェルフを取り付ければ、調味料のおもちゃなどを並べることもできます。

子供たちが楽しみながら学べる、おままごとシリーズ

どんどん増えるおもちゃに!キッチン周りの収納拡張アイデア

おもちゃが増えてきて、キッチン本体だけでは収納しきれなくなった時のための、応用テクニックをご紹介します。

① キッチン横に「ミニシェルフ」や「ワゴン」を追加する

おままごとキッチンの高さに合う、低めのカラーボックスや木製のミニシェルフを隣に設置すれば、収納力が一気に倍増します。天板部分は食材を切ったり盛り付けたりする作業台としても使え、一石二鳥です。また、キャスター付きのキッチンワゴンなら移動も簡単で、遊ぶ時だけキッチンの横に持ってきて、普段は部屋の隅に置いておくといった柔軟な使い方ができます。

② 壁面を有効活用する「ウォールシェルフ」や「有孔ボード」

床のスペースをこれ以上使いたくない、という場合は、壁面を有効活用しましょう。壁にウォールシェルフ(壁付け棚)を数段設置すれば、おしゃれなカフェのような雰囲気で、たくさんの食器やおもちゃを飾るように収納できます。また、ホームセンターなどで手に入る有孔ボード(ペグボード)を使えば、フックや棚のレイアウトを自由自在に変えられ、子どもの成長やおもちゃの増減に合わせて収納をカスタマイEズできます。

③ 「吊るす収納」でスペースを立体的に使う

キッチン周りのデッドスペースを有効活用する「吊るす収納」は、プロの厨房のような機能的な雰囲気も演出できます。S字フックやフック付きのクリップを使えば、布巾やエプロン、計量スプーン、袋入りの食材おもちゃなどを吊るして収納することが可能です。見た目にも楽しく、子どもが自分で取ったり掛けたりする練習にもなります。

④ ベンチやスツールも「収納付き」を選ぶ

もし、おままごとキッチンで遊ぶ際に子ども用の椅子を使っているなら、それを「収納付き」のものに変えるのも非常に効果的です。座面の下が収納スペースになっているオットマンやベンチなら、普段は隠しておきたいおもちゃや、少し大きめのおもちゃをたっぷりとしまうことができます。遊ぶ場所と収納を兼ねる、賢い選択です。

【100均グッズ活用術】低コストでおしゃれ!ままごと収納の救世主

収納を拡張したいけれど、あまりコストはかけたくない…そんな時に大活躍するのが100円ショップのグッズです。安くて便利なアイテムを賢く使って、機能的でおしゃれな収納を実現しましょう。

① 食材の分類に最適!「プラスチックカゴ」と「メッシュケース」

100均には様々なサイズ・色のプラスチックカゴが揃っています。これらを使って、「野菜」「果物」「お肉・お魚」「パン」など、食材をカテゴリー別に分類しましょう。中身が分かりやすいように、半透明のものやメッシュタイプのものを選ぶのがポイント。カゴの前に食材のイラストや写真を貼ってあげると、まだ文字が読めない小さなお子さんでも、どこに何を戻せばいいか一目で分かります。

② 見せる収納に大活躍!「ワイヤーバスケット」

少し武骨でおしゃれな雰囲気のワイヤーバスケットは、「見せる収納」にぴったりのアイテムです。カラフルな野菜や果物をざっくりと入れたり、お気に入りの食器セットをしまったりするだけで、まるでインテリア雑貨のようにキッチン周りを彩ってくれます。

③ 壁面収納の基本!「突っ張り棒」と「S字フック」

工具不要で壁面収納を作れる最強コンビが「突っ張り棒」と「S字フック」です。おままごとキッチンの上部の空間や、側面と壁の間に突っ張り棒を設置し、S字フックを掛ければ、あっという間に調理器具を吊るすスペースの完成です。耐荷重にだけ注意して設置しましょう。

④ 細かいパーツは「仕切り付きケース」で迷子防止

ピザのトッピング、ケーキのデコレーションパーツ、サンドイッチの具材など、バラバラになりがちな極小パーツは、薬やビーズなどを収納するための「仕切り付きプラスチックケース」がぴったりです。種類ごとに分けて収納すれば、紛失を防げるだけでなく、子どもが自分で選んでトッピングする遊びも、より楽しむことができます。

⑤ キッチン側面には「マグネット式のスパイスラック」や「フック」

もしおままごとキッチンの側面がマグネットの付く素材(スチールなど)であれば、チャンスです。お風呂場や本物のキッチンで使うことを想定された、マグネット式のスパイスラックやフック、タオルハンガーなどを取り付けることができます。調味料のおもちゃを並べたり、小さな調理器具を掛けたりと、一気に収納力がアップします。

子どもが自分で片付けたくなる!収納の3つのルール

どんなに素晴らしい収納を作っても、肝心の子どもが片付けてくれなければ意味がありません。最後に、子どもがゲーム感覚で、楽しみながらお片付け上手になるための、魔法の3つのルールをご紹介します。

ルール1: 「ざっくり収納」でハードルを下げる

大人の感覚で「これはニンジンだから野菜の箱」「これはフォークだからカトラリーケース」と細かく分類しすぎると、子どもにとっては複雑で難しく感じてしまいます。「食べ物」「お料理の道具」「お皿やコップ」といった、子どもが直感的に理解できる、ごく簡単な「ざっくり」としたカテゴリー分けから始めましょう。ハードルを下げることが、継続への一番の近道です。

ルール2: 「写真ラベル」で定位置を視覚化する

子どもは文字よりも、絵や写真といったビジュアル情報の方が圧倒的に理解しやすいです。収納に使うカゴやケースに、中にしまうおもちゃそのものの写真を撮って、ラベルとして貼り付けてあげましょう。例えば、野菜を入れるカゴにはニンジンやトマトの写真を。これなら、どこに何を戻せばいいかが一目瞭然です。

ルール3: 片付けを「遊び」に変える

「早く片付けなさい!」と叱るのではなく、お片付けそのものを楽しいイベントに変えてしまいましょう。「お野菜さんたち、みんなでおうちに帰る時間だよ〜、バイバーイ!」「ママとどっちが早くおもちゃをおうちに帰してあげられるか競争だ!」といったように、遊び心のある声かけをしてみてください。また、お片付けが終わったら「わー、きれいになったね!ありがとう!」と思いっきり褒めてあげることで、子どもは達成感を感じ、次もまたやろうという意欲が湧いてきます。

遊びも育つ、きれいなキッチン

おままごとキッチンの収納は、散らかりがちな空間を整理整頓するだけの作業ではありません。それは、子どもの大切な「おもちゃ」という財産を守り、自分で自分のことをする「自立心」を育み、そして遊びの世界をより豊かにするための、創造的なプロジェクトです。

まずはキッチン本体の収納を見直すことから始め、必要に応じて100均グッズなどを活用しながら、あなたのご家庭と子どもの成長段階に合った最適な収納を見つけてみてください。そして、親子で楽しみながら「お片付け」を習慣にすることで、おままごとキッチンは、子どもの心と能力を育む最高の学び舎になるはずです。

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